僕は七夕が好きだ
小学生の時に玩具を買ってもらえなかった僕は、おつかいをしては少しづつお金を貯めていた
ある超合金ロボが欲しくて
3980円マクロスのやつ
テレビは全く見ない家庭だったのでストーリーは知らないが友達の家でそれを見て欲しくなった
親父に無理やりビールはいらないかと聞いては買いに行き、母親に皿を並べさせてくれと言ってはお金を少しもらっていた
ビールのおつかいなら瓶代、家事などは50円とかかな
なかなか貯まらなかった
で
短冊に書きました
マクロス欲しいって
七夕当日は学校の体育館で大きな竹に結んで立てるんですが、ここで事件が、、、
ヒラリヒラリと僕のだけ落ちてしまいました
ガビーン
絶対叶わない
家に帰って母親に話すと、それは叶えてくれるってことじゃない?って言われました
う〜ん
そうかなぁ、、、
で
またセコセコ貯めてました
ある日プールに行った帰りの黒崎そごうにてその玩具を手にして見てたら、母親が
「いくら貯まった?」
僕
「1970円」
母親
「頑張ったから買ってあげる」
僕
「いやいい、最後まで貯める」
母親
「買ってあげる。持っておいで」
僕的には毎日頑張ってきて絶対達成してやると思ってたので、貯めてやるとおもっていましたので一回断りましたが、結果少し甘えてみました
母親が見てくれてたんだなと思ったのと、短冊が落ちた時の僕が可哀想だなと思ってたんだなとわかったので
麻疹にかかった時の鉄人28号以来の我が家のロボットでした笑
嬉しかったなぁ
この時だけでなく、その後も七夕の願い事はその後もたくさん叶いました
そしてWasaBeats終わってからずっとしつこく練習してた技も、僕なりにメソッドが固まり、また七夕だと思って感謝してたら
7月5日でした笑
ちなみにその超合金ロボはずっとずっと部屋にピカピカのまま綺麗に飾ってましたが中学生の時学校から帰ったら母親が近所の子供にあげてました
おいっ!!!
思い出っ
て母親に突っ込みました
七夕で叶った願い事は欲しいものをどうやって手にするかと母親がいつも僕を見てくれてるんだという実感を教えてくれました